展示会照明の連結給電:負荷、異なる機種の組み合わせ、故障確認

How to Connect Multiple 展示会 ブース Lights: Daisy-Chain Power Guide

連結給電に対応した互換性のある照明システムは、配線を簡潔にできます。台数を決める前に、型番、接続方法、同じ回路につながる機器全体の負荷を確認してください。コンセントが一つあれば十分な容量がある、会場の電気料金が安くなる、とは限りません。

連結給電とは

最初の照明器具は指定の電源ケーブルで給電し、次の対応器具を所定の送り出し端子につなぎます。「デイジーチェーン」はケーブルを順に接続する配置を指し、LEDを電気的に直列接続するという意味ではありません。メーカーが認めた構成を使います。照明器具の連結と、電源タップを別のタップにつなぐことは異なります。

型番ごとの上限を確認する

機種公開されている一系統の最大台数最大台数での照明器具の公称電力合計
25W固定色温度アームライト10台250W
25W Tri-CCTアームライト10台250W
50W固定色温度、ブラックまたはシルバー6台300W
50W Tri-CCTアームライト10台500W

この値は掲載した製品の構成に対する上限で、すべての25W・50W照明に共通ではありません。実際に許可される台数は少なくなる場合があります。納品された型番の説明書、電源電圧、入力電流、電源・連結ケーブル、端子、送り給電の定格、会場の許可を確認します。最初の電源ケーブルには系統全体の負荷がかかり、その先の各接続も個別の規定内に収める必要があります。照明のワット数から端子の許容容量は判断できません。

回路全体の負荷を見積もる

同じ回路の照明、画面、充電器、実演機器について、指定された交流入力の負荷を合計します。公称ワット数は最初の目安であり、電流の計算を完結させるものではありません。LEDドライバーの効率、力率、投入時の突入電流も関係する場合があります。器具全体の入力仕様を使い、内蔵ドライバーを二重に加算しないでください。利用できる容量、共用機器、連続負荷の規則は会場の電気担当業者に確認します。ブース面積だけで標準的な電力割当ては決まりません。

計算例として、25Wの器具4台は公称合計100Wです。ただし、それだけで電源に100Wの余裕があることや連結の許可は確認できません。二つのコンセントが同じ回路に属する場合もあります。電源タップは差し込み口を増やすもので、独立した回路や供給容量は増やしません。認められた分配機器の説明書に従い、一般的な電源タップを連結しないでください。

異なるワット数を混ぜられるか

ワット数が異なること自体で給電が不均等になるわけではありません。型番、電圧、端子、送り給電の負荷と混在時の上限について、メーカーが互換性を確認した場合に限って組み合わせます。端子の形が同じ、ワット数の合計が小さい、というだけでは不十分です。確認できなければ認められた別系統に分け、共通の電源にかかる合計負荷も確認します。

電源を外した状態で接続・配線する

  1. 電源を外し、ケーブルと端子を点検して、適切な支持部に器具を確実に取り付けます。
  2. 指定の出力から次の対応入力へ、認められた連結ケーブルで接続します。供給側を外したまま主電源ケーブルも取り付けます。
  3. 差し込み状態、引っ張り対策、台数、負荷上限を確認します。鋭い縁、挟み込み、人の通行からケーブルを守り、許可された固定具や保護カバーを使います。
  4. 説明書どおりに通電し、各灯の動作を確認します。移動や差し直しの前には電源を外します。

長い配線では、その先の負荷全体に合う端子、電圧・電流定格、導体断面積、許容長さが必要です。即席の変換ケーブルは作らないでください。コードリールの説明書と、巻いた状態・引き出した状態の負荷制限を守ります。密に巻いたケーブルを負荷がかかったまま使えるとは限りません。5分で設置できるという保証もありません。

通電中の機器を開けずに原因を確認する

  • 全灯が消灯:会場担当者に電源を確認してもらい、電源を外してから主ケーブルと最初の入力を点検します。
  • 一灯だけ消灯:電源を外して外部接続を点検します。ケーブル、器具、ドライバーの故障も考えられます。
  • ある箇所から先がすべて消灯:電源を外し、直前の送り出し端子と連結ケーブルを点検します。
  • ちらつきや保護装置の作動:使用を止め、接続、互換性、総負荷、ドライバーと制御機器の条件を確認します。突入電流、電源の問題、機器の故障は供給元や電気の専門担当者による確認が必要な場合があります。

損傷した部品は使用から外します。端子が異常に熱い、変色している、焦げた臭いがする場合は電源を外し、点検を手配してください。保護装置を繰り返し復帰させたり、無効にしたりしないでください。認められた交換部品と供給元の試験手順を使います。連結対応の展示会照明は型番ごとの資料で比較し、開場前に許可された構成全体を試験します。