10×10フィートのブースは約3.05×3.05メートルです。床面積だけでは必要な照明の台数は決まりません。グラフィック壁だけの展示と、棚、ショーケース、実演用のテーブルがある展示では、照らす対象が異なります。まず対象を整理し、選んだ照明で実際に確かめましょう。
照らす面を図面に書き込む
グラフィック、主な商品、作業面を図面に記し、幅、高さ、表面の仕上げ、取り付けられる位置を確認します。会場の照明がすでに照らしている範囲も調べてください。背面の壁が明るくても、ケースの奥にある棚には専用の照明が必要な場合があります。壁の照明を増やしても、棚まで光が届くとは限りません。
選んだ照明に合わせて配置を考える
設置距離に合った配光データや、試験で確認された照明同士の間隔を供給元に尋ねます。ワット数やルーメンの合計だけでなく、実際の面に届く光を比較してください。ワットは電力、ルーメンは光束を示し、どちらか一つで均一な明るさが決まるわけではありません。向き、壁との距離、障害物、反射も影響します。壁が高いからといって、必ず50Wのモデルが必要になるわけではありません。
例えば、背面の壁に二か所、奥まった商品棚に別の照明を一か所設けて試す方法があります。これは三か所で試す配置例であり、どのブースにも三台あれば十分という意味ではありません。壁には別の台数が必要かもしれず、棚は既存の光で足りる場合もあります。特定の壁面照明に示された間隔を、別のアームライトにそのまま当てはめないでください。
増やす前に実物で確かめる
実際のグラフィックと商品を置いて、通路側や座った人の目の高さから中央、端、下部を確認します。暗い部分、目立つ光のむら、反射、まぶしさを減らすよう向きや位置を調整してください。光が足りない対象が残る場合に照明を追加し、想定する会場の明るさで再確認します。写真は配置の記録に使えますが、実際に展示を見る代わりにはなりません。
構成と電源を確認する
各照明の位置、対応する金具、実際のケーブル経路を記録します。入力側の総負荷、電源、会場の接続規則を確認してください。連結はそのモデルとケーブルで認められた方法を使い、すべての上限を守ります。一つのコンセントで必ず足りるとは限りません。照明の一覧では同じ展示対象に使う条件で比較しましょう。
購入台数は、大切な展示面を不要なまぶしさなく照らせることを試して決めます。対応する予備品は別に検討してください。ケースに入れた予備灯具は、設置済みの照明には数えません。