LEDは展示に必要な電力を減らせることが多いものの、LEDという表示だけでは適切な配光、色、使用寿命は保証されません。ブースで実際に必要な照明条件を揃えて、器具全体を比較しましょう。
ワット数より有効な光で比べる
LEDは一般にハロゲンよりエネルギー効率が高い方式です。ただし、25WのLEDが特定のワット数のハロゲンを必ず置き換えられるという表現は適切ではありません。同じ距離から同じ面を照らし、測定光束、配光、対象面の明るさを比較します。器具の入力電力にドライバーの消費電力が含まれていない場合は、それも加えてください。
熱と離隔距離を個別に確認する
実際に役立つ照明が同程度なら、消費電力の低いLED構成は熱負荷を減らせます。ただしLEDも発熱します。筐体やドライバーが熱くなり、通気が必要になる場合があります。ハロゲンランプは非常に高温になることがあります。布や他の素材との指定離隔距離を器具ごとに守り、イベントで機器と設置方法が認められるか確認してください。どちらの方式も自動的に会場承認を得るものではありません。
実際の展示物で色を比べる
ハロゲンは一般に暖かい光と高い色の忠実度を備えます。LEDにはさまざまな色温度と演色特性があります。CRI 90以上でも、すべての色がハロゲンと同じに見えることは証明できません。実際の商品や印刷物で試し、対象モデルの色データと調光時の挙動を確認します。既存のハロゲン用調光器が使えるからといって、LEDにも対応しているとは限りません。
修理方法と寿命表示を確認する
ハロゲン器具では指定ランプを交換できる場合があります。交換品の入手性と許容ワット数を確認してください。一体型LEDは故障時にドライバーや器具全体の交換が必要なことがあります。長いLED寿命の表示は、指定条件での光束維持を表すことが多く、電子部品の故障がないという保証ではありません。購入前に保守手順、保証、部品供給を確認します。軽さも方式だけで判断せず、梱包した構成全体の重量を比較しましょう。
イベントごとの費用を計算する
計算例として、各75Wを消費する4台を20時間使うと6kWh、各25Wの4台なら2kWhです。4kWhの差は、同じ明るさを示すものではありません。実際のシステム電力、使用時間、適用される電力料金から計算してください。会場の固定接電料金は変わらない場合があります。購入、交換ランプ、修理、輸送、使用できない時間も含めます。要件を満たす既存のハロゲン設備なら、交換費用に見合う効果がない場合に継続使用も合理的です。