COBとSMDのLEDテープ:棚・展示照明の選び方

棚や展示の照明で、COBとSMDはLEDの構造を表す言葉であり、完成後の照明効果を示すものではありません。来場者にテープそのもの、反射した光、照らされた面のどれが見えるかを先に決めましょう。

名称が表す構造

SMDはSurface-Mounted Device、表面実装部品を意味します。一般的なSMDテープは、個別にパッケージ化されたLEDを基板上に配置します。COBはChip-on-Boardで、LEDチップを共通の基材に直接実装します。白色COBテープには連続した蛍光体の被膜を使うものが多く、発光部が一続きの線に見えやすくなります。構造とLED密度はモデルによって異なります。

連続した光の線と均一な照明は別のもの

浅い棚の下や反射するガラスではLEDの粒が気になる場合があります。COBテープは粒を目立ちにくくできますが、適切な拡散カバーを使う高密度SMDテープでも対応できます。どちらの構造も、展示面の明るい斑点、影、まぶしさがなくなるとは保証しません。レール、拡散カバー、距離、見る角度が仕上がりを左右します。

システム全体で比較する

カバーを通した後の有効な光、1メートル当たりの電力、色温度、演色性データ、テープ幅、全長を比較します。対象モデルの白色や色変化の機能、対応コントローラーも確認しましょう。COBかSMDかだけでは、効率、温度、価格の優劣は判断できません。レール、カバー、電源、コネクター、施工まで含めた費用で比べます。

施工上の制限を確認する

電圧、ドライバーの方式、最大連続長、切断可能位置、最小曲げ半径を確認します。指定された取り付け面と放熱方法を使ってください。粘着材だけでは、すべての展示構造で必要な保持力が得られるとは限りません。メーカーの接続・取り付け指示に従います。柔軟なテープ、ライトボックス用のリジッド型LEDバー、スポットライトは、LEDを使っていても相互に置き換えられるものではありません。

まず短い区間で試す

実際のレール、カバー、棚材、商品で代表的な短い区間を作ります。来場者が通常見る位置から、光の線、反射、照らされた面を確認しましょう。角や接続部も含めて暗い隙間を見つけ、予定の明るさ設定で試します。背面照明のグラフィックでは、棚用テープで均一に照らせると決めつけず、フレームに合うモジュールと配置間隔を選んでください。