展示会ブース用LED照明の選び方

How to Choose the Best LED 展示会 ブース Lights

展示会ブース用LED照明は、照らす面、取り付けられる位置、各機種の仕様を基に選びます。消費電力やブースの床面積だけでは、必要な台数は判断できません。

ワット数より先に展示物を確認する

グラフィックの幅と高さ、商品を置く場所、来場者から見える面、取り付け高さ、照明から対象までの距離を記録します。印刷した背面パネル、カウンター、内部照明式のSEGライトボックスでは、必要な照明配置が異なります。

照明の目的器具の選び方確認する点
グラフィック壁面を正面から照らす適切な配光のフレーム取り付け式アームライトアームの張り出し、光の重なり、上から下までの明るさ
商品や特徴的な部分を強調する指向性のあるスポットライトや適切な角度調整式ヘッド光を当てる位置、反射、来場者の視点からのまぶしさ
SEGグラフィックを内部から照らすライトボックス内部のLED配置フレームの奥行き、拡散、モジュール間隔。外付けアームライトでは代用できない

「アームライト」は取り付け形式を表す名称で、配光の形を保証するものではありません。対象のヘッドの照射角を確認してください。向きを変えても、照射角そのものが変わるとは限りません。

光束と照射範囲を併せて比較する

ルーメンは照明から出る光の総量を表します。グラフィックや商品上の照度はルクスで表し、配光、距離、角度によって変わります。同じ光束でも、高い壁面と近くのカウンターでは結果が異なります。

BOOTH LIGHTSの次の2機種を見ると、ワット数だけで選べない理由が分かります。

機種消費電力公表光束公表照射角色温度の選択
25W固定色温度アームライト25W3250lm120°注文時に3000K・4500K・6500Kから選択
50W Tri-CCTアームライト50W5500lm60°内蔵スイッチで3000K・4500K・6500Kに切り替え

両機種とも公表値はCRI 90+です。50W機種は光束が大きく、公表照射角は狭くなっています。ただし、それだけでは照らせる面積や各点の明るさは決まりません。配光データに基づく配置図を比較するか、予定距離で1台を試してください。

色温度と演色性は別々に選ぶ

固定色温度の照明は、注文した光色を使用します。Tri-CCTは3つの設定を切り替える方式で、白色を連続的に調整するものではありません。業種別の決まりに頼るより、会場の環境光の下で、印刷物の白、商品の色、素材の見え方を確認します。

CRIは、基準光源に対する色の再現を評価します。すべての商品色やカメラ映像の仕上がりを保証する数値ではありません。既存の照明を一部交換する場合も、実物の素材で試してください。詳しくはNISTの解説を参照できます。

購入前に取り付けと電源を確認する

  • フレーム断面と照明側の接続部を測ります。クランプが付属していても、そのフレームに適合するとは限りません。
  • 重量、アームの張り出し、許容荷重、調整作業のスペースを確認します。ブース照明の取り付けガイドも参照してください。
  • 使用国・地域に合うプラグを選び、ケーブル長、会場の電源、回路容量を確認します。
  • 連結台数は対象機種の上限と電気系統全体の定格に従います。ワット数が似ていても、連結上限が同じとは限りません。
  • 対象機種の設置説明書、素材との離隔距離、会場が求める書類を確認します。LEDだからといって、すべての筐体が布に接触できるわけではありません。

試験配置で必要台数を決める

  1. 照明が必要なグラフィックパネルと商品エリアを図面に記します。
  2. 予定する高さと距離で照明を1台取り付けます。
  3. グラフィックの上部・中央・下部と、隣り合う照明の光の重なりを確認します。影、反射、まぶしさも見ます。
  4. 位置と間隔を調整し、条件が似た部分に試験済みの配置を展開します。

「10×10ftのブースなら常に4台」といった目安は、壁の高さ、配光、環境光を考慮していません。実機テストができない場合は、寸法と入手できる配光データを基にした配置案を依頼してください。

購入相談に必要な情報

ブース図面、グラフィック寸法、フレーム断面、商品エリア、会場、必要なプラグ、希望する光色を伝えます。クランプ、アダプター、ケーブル、輸送用保護材を含む総費用で比較してください。

展示会ブース用照明、または取り付け形式を絞った展示用LEDアームライトから探せます。まず設置条件に合う機種を選び、その後で価格を比較しましょう。